ハーブ検定とは?次回は2026年10月18日・締切9月24日|受験料・合格ライン・対象ハーブ20種まとめ

「ハーブ検定」は、日本ハーブセラピスト協会が実施している検定です(同協会は「日本で最初にハーブ検定を行った協会」と称しています)。年齢や経験の制限はなく、いまは自宅からのオンライン受験。1級と2級を同じ日に受けられます。特徴的なのは、協会が合格ラインを「70〜80%程度。難易度により、若干のブレがある場合があります」と幅で公表していること。もうひとつ知っておきたいのが、「ハーブ検定」という名前の検定は、別の団体にも複数あるという点です。このページでは、次回の日程・受験料・出題形式・対象ハーブ20種、そして紛らわしい他団体の検定との違いまでを、各協会の公表情報から整理しました。

最終更新:2026年7月28日

ご利用にあたって:本ページおよびアプリ「ハーバリスト」は、日本ハーブセラピスト協会をはじめとする各協会とは関係のない、個人開発の非公式サイト・アプリです。試験日程・申し込み・受験料などの正式な情報は、必ず日本ハーブセラピスト協会の公式サイトでご確認ください。本ページの記載は執筆時点の公開情報にもとづくもので、内容の正確性・最新性を保証するものではありません。

0このページの内容

1まず整理――「ハーブ検定」は1つではありません

ハーブの資格を調べ始めると、よく似た名前の検定がいくつも出てきて混乱します。アロマテラピー検定のように「協会が1つ・全国統一試験が1つ」という構図ではありません。主なものを整理すると次のとおりです。

検定名実施団体実施時期・方式特徴
ハーブ検定(1級・2級)
※本ページで扱うのはこれ
日本ハーブセラピスト協会 年2回(基本的に4月と10月の第3日曜日)/自宅オンライン 受験資格なし・併願可。選択式に加えて記述式あり。合格後は「ハーブセラピスト」へ
メディカルハーブ検定
ハーブ&ライフ検定
日本メディカルハーブ協会(JAMHA) 年2回(2026年は3月1・2日/8月30・31日、2027年は3月7・8日)/オンライン 医学寄りの「メディカルハーブ」と、暮らし寄りの「ハーブ&ライフ」の2本立て。併願可
和ハーブ検定 ほか 和ハーブ協会 協会公式サイトを参照 日本の在来植物(和ハーブ)を対象とする点が大きく異なる
どれを受けるか迷ったら、「合格したあと何につながるか」で選ぶのが確実です。ハーブ検定(日本ハーブセラピスト協会)の1級・2級に両方合格するとハーブセラピスト認定試験への道が開けます。一方、JAMHAの検定に合格するとメディカルハーブコーディネーターなどの資格につながります。資格の体系が団体ごとに独立しているため、「ハーブ検定に合格した」だけでは、別団体の上位資格には進めません。

出典:日本ハーブセラピスト協会「ハーブ検定について」同「よくある質問」日本メディカルハーブ協会「2026年実施 検定試験・認定試験日程(予定)のご案内」同「ハーブ&ライフ検定+メディカルハーブ検定のご案内」和ハーブ協会「検定・資格」

2次回の日程――第65回は2026年10月18日、締切は9月24日

日本ハーブセラピスト協会が公表している次回(第65回)の実施概要は次のとおりです。

項目内容
開催日2026年10月18日(日)
時間2級 11時〜12時/1級 13時〜14時
申込締切2026年9月24日
実施会場自宅オンライン
受験料各8,800円(銀行振込手数料は含まれません)
受験資格年齢、経験等の制限はありません
2026年7月28日の時点で、第65回は申し込み受付中です。締切の9月24日までおよそ2か月。受験料は締切日までに支払う必要があり、キャンセル時の振替・返金はできません
協会は検定を「年2回。基本的に4月と10月の第3日曜日」と案内しているので、この回を逃すと次はおよそ半年後になります。テキストは市販されており、独学でも十分に間に合う分量です。
⚠ 公式サイトの実施概要には、細部に食い違いがあります。第65回の欄には「結果発送予定:2026年10月上旬」と記載されていますが、開催日は10月18日なので、これでは試験より前に結果が出ることになります。同じサイトの「受験の流れ」には「1ヶ月以内に合否通知がお申し込み住所宛に届きます」とあり、こちらが実態に近いと思われます。
また、申込締切の曜日が「(月)」と表記されていますが、2026年9月24日は木曜日です(本ページで日付から検算しました)。日付そのものは公式表記のとおり9月24日ですが、申し込みの際は協会に直接ご確認いただくのが確実です。

出典:日本ハーブセラピスト協会「ハーブ検定について(実施概要・受験の流れ)」同「よくある質問(検定は1年に何回ありますか?)」

3受験資格――制限なし。ただし2級だけでは先へ進めません

受験資格は「年齢、経験等の制限はありません」。1級から受けることもでき、1級と2級を同じ日に受験することもできます。

出典:日本ハーブセラピスト協会「ハーブ検定について」同「よくある質問」

4試験の形式――自宅オンライン・50分・記述式もあります

項目2級1級
試験時間50分50分
出題形式選択式と記述式
実施時刻(第65回)11時〜12時13時〜14時
対象ハーブ10種20種(2級の10種+1級の10種)

この検定の大きな特徴は、選択式だけでなく記述式があることです。選択肢から選ぶだけの試験と違い、ハーブの名前や用語を自分で書けるところまで覚えておく必要があります。カタカナのハーブ名は、読めても書けないことが珍しくありません。

当日の流れ。受験に関する案内は検定実施の約7日前に、申し込み住所またはメールアドレスに届きます。検定3日前までに届かない場合は協会事務局へ連絡するよう案内されています。当日は検定開始10分前に受験用サイトへログインして待機します。合否通知は1か月以内に申し込み住所へ届き、合格者には合格証書が送られます。
推奨環境も公表されています(Windows 11+Chrome/Edge/Firefox最新版、macOS+Safari/Chrome/Firefox最新版、iOS 26・18+Safari最新版、Android 16・15・14+Chrome最新版など)。古い端末で受けるつもりの方は、事前に確認しておくと安全です。

出典:日本ハーブセラピスト協会「ハーブ検定について(2級・1級検定概要/受験の流れ/推奨環境)」

5合格ライン――「70〜80%程度」と幅で公表されています

協会は公式のよくある質問で、合格ラインについて次のように回答しています。

「70〜80%程度です。難易度により、若干のブレがある場合があります。」

資格試験としては珍しく、合格ラインが1つの数字で固定されていません。受験する側から見れば、これは次のことを意味します。

出題の範囲について、見落とされがちな点があります。協会は「(2009年1月の検定から)過去問題集の解説部分も出題の範囲となっております」と明記しています。公式テキストだけでなく、問題集の解説まで読み込む必要があるということです。
また「検定は、実際に使いこなせる知識を求めています。ですから、テキスト上のことだけではなく、試飲やハーブの認知も出題されます」とも案内されています。日頃からフレッシュ・ドライ、ホール・チップスなど、さまざまな形のハーブに触れておくことがすすめられています。

出典:日本ハーブセラピスト協会「よくある質問(合格ラインはどれくらいですか?/テキスト以外にどんな勉強をしたら良いですか?)」

6出題範囲と対象ハーブ20種

2級の出題範囲

ハーブを自分で楽しみ、健康維持のために用いる知識を問う級です。

1級の出題範囲(2級の内容に加えて)

ハーブを家族や友人などとともに楽しみ、健康維持のために用いる知識を問う級です。

2級はミント類・レモン系・カモマイル類が並んでいるのが分かります。「ペパーミントとスペアミント」「ジャーマン・カモマイルとローマン・カモマイル」「レモンバームとレモングラスとレモンヴァーベナとレモンピール」――似た名前どうしの違いを問うのが、この検定でいちばん出題しやすい形です。学名・科名・使う部位・味と香りの特徴を、必ず横並びで比較して覚えてください。

出典:日本ハーブセラピスト協会「ハーブ検定について(2級検定概要・1級検定概要/出題範囲)」

7費用――受験料8,800円と、教材の実額

項目金額備考
受験料各8,800円銀行振込手数料は含まれません。1級・2級を併願する場合の一括金額は公表されておらず、「各8,800円」の記載のみです
公式テキスト『ハーブのある暮らしを実現するハーブ検定1・2級』1,980円税込・BABジャパン出版局・163ページ
問題集『…ハーブ検定1・2級に合格する問題集』1,980円税込・BABジャパン出版局・175ページ。解説部分も出題範囲
2級用ハーブキット3,240円税込・検定公式テキスト対応ハーブティー・キット
1級用ハーブキット3,240円税込・同上

支払い方法は銀行振込(みずほ銀行 新宿新都心支店)またはクレジットカード(PayPal)。教材の購入は代金引換で、送料は自己負担です。申し込みは公式サイトのフォームのほか、電話や「ハーブ検定」のポスターがある書店などからもできます(電話申し込みではクレジットカードが使えません)。

キットを買うかどうかは、目的しだいです。協会は「試飲やハーブの認知も出題される」と明言しているので、実物に触れておく価値はあります。一方で、味と香りを覚えるだけなら、対象ハーブは市販のハーブティーでもそろえられます。まずテキストと問題集(合わせて3,960円)から始めて、必要を感じたらキットを足すのが無駄がありません。

出典:日本ハーブセラピスト協会「ハーブ検定について(実施概要・受験の流れ)」同「検定教材のご紹介」

8合格後――ハーブセラピストへの道と、その費用

ハーブ検定1級・2級の両方に合格すると、ハーブセラピスト養成上級講座へ進み、認定試験に合格することでハーブセラピストになれます。さらに上には「ハーブセラピーインストラクター」「ハーブセラピースペシャリスト」があります。

なお、認定校(法人会員)になるには「ハーブセラピースペシャリスト」の資格が必要で、年会費は36,000円と公表されています。仕事にするところまで見据えるなら、この段階の費用も頭に入れておくとよいでしょう。

出典:日本ハーブセラピスト協会「ハーブセラピストとは」同「よくある質問」

9何から勉強すればいい?

「出題数が非公表・合格ラインは70〜80%・記述式あり・試飲や認知も出る」という条件から逆算すると、順序はこうなります。

  1. 対象ハーブ20種を、書けるところまで覚える。記述式がある以上、「見れば分かる」では足りません。カタカナ表記も含めて手を動かして覚えます。まずここが土台です。
  2. 似たもの同士を横並びで整理する。ペパーミントとスペアミント、2種のカモマイル、レモンと名のつく4種。表にして違いを1行ずつ書き出すと、記憶が一気に安定します。
  3. ハーブティーの淹れ方と分量を数字で押さえる。抽出時間、湯量、ドライとフレッシュの分量換算など、数字で問われる部分は確実な得点源です。
  4. 1級はブレンドと歴史・エピソードを上乗せする。ここが2級との差分です。お茶とのブレンドも範囲に入っています。
  5. 問題集は「解説まで」読む。2009年1月の検定から解説部分も出題範囲です。答え合わせで終わらせないでください。
  6. 仕上げに、時間を計って通しで解く。50分という条件のなかで、記述の書き取りにどれだけ時間を取られるかを体感しておきます。

対策アプリ「ハーバリスト」

このハーブ検定のために作った、スマホで使える学習アプリです。インストール不要(ブラウザで開くだけ)でも、Google Playからでも使えます。

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