問1お茶とのブレンド1級
緑茶・烏龍茶・紅茶の原料について、適切なものはどれか。
- いずれもチャノキ(カメリアシネンシス)の葉から作られ、製造工程が異なる
- 緑茶と烏龍茶は同じ植物だが、紅茶だけは別の植物の葉から作られている
- 紅茶と烏龍茶は同じ植物だが、緑茶だけは別の植物の葉から作られている
- 三種類ともそれぞれ異なる植物の葉を原料としており、栽培する産地も分かれている
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正解:1
緑茶・烏龍茶・紅茶はいずれも「チャノキ(学名:カメリアシネンシス)」という同じ植物の葉から作られる。違いを生むのは原料ではなく製造工程であり、摘んだ葉の酸化をどこまで進めるかによって呼び名が分かれる。
問2ハーブとからだのしくみ1級
ペパーミントが香りや風味の面で「食後に好まれることが多い」とされる理由に関連が深い体のしくみはどれか。
- 骨格系
- 消化器系
- 呼吸器系のみで、消化には一切関係しない
- 皮膚感覚のみで、体の内部機能とは無関係
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正解:2
ペパーミントはすっきりとした清涼感のある香味が食後の気分転換に好まれることが多く、消化器系の働きと関連づけて語られることが多いハーブである。骨格系との直接的な関連は薄く、消化器系にも関わりがあるとされるため「呼吸器系のみ」や「体内部とは無関係」という限定は誤りである。
問3ハーブと環境・くらし1級
「コンパニオンプランツ」という言葉の説明として適切なものはどれか。
- 互いの性質を活かし合って一緒に植えて育てる植物の組み合わせ
- 単一の作物だけを大量に育てる農法のことを指す
- 屋内でのみ栽培できる植物の総称である
- 農薬を大量に使用しなければ育たない植物の組み合わせを指す
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正解:1
コンパニオンプランツ(共生植物)とは、互いの性質を活かし合いながら共に植えて育てる植物の組み合わせのことを指す。単一作物の大量栽培とは逆の発想であり、屋外の家庭菜園でも活用されるため屋内限定という説明は誤りで、むしろ農薬に頼らない工夫として紹介されることが多い。
問4ハーブのブレンド技術1級
ハーブティーをブレンドする際の一般的な考え方として適切なものはどれか。
- ハーブはどれだけ多種類を同時に混ぜても、味や香りは常に調和する
- 主役のハーブを決め、味や香りを引き立てる役割のハーブを少量ずつ加える
- ブレンドは酸味の強いハーブだけを何種類も組み合わせるのが基本である
- ブレンドティーには必ず5種類以上のハーブを使わなければならない
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正解:2
ブレンドは主役となるハーブを決めたうえで、味や香りのバランスを整える役割のハーブを少量ずつ加えていくのが一般的な考え方とされる。多種類を混ぜれば必ず調和するわけではなく、酸味だけを重ねるとバランスを崩しやすい。使用種類数に決まった下限があるわけでもない。
問5ハーブのプロフィール2級
カモミールの2つの品種のうち、学名 Matricaria recutita(一年草)にあたるのはどちらか。
- ローマン・カモミール
- ジャーマン・カモミール
- どちらも同じ学名で区別されない
- 選択肢のいずれにも該当しない
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正解:2
ジャーマン・カモミールの学名はMatricaria recutitaで一年草、ローマン・カモミールの学名はChamaemelum nobileで多年草と、属からして異なる別種の植物である。「同じ学名」という説明は誤りで、実在する種であるため「いずれにも該当しない」も誤りである。
問6ハーブの基礎知識2級
ハーブの一般的な定義について、最も適切なものはどれか。
- 香辛料として用いられる植物のみを指す言葉である
- 香りや薬効など、暮らしに役立つ性質を持つ植物の総称である
- 日本国内で自生する野草だけを指す言葉である
- 医薬品として承認された植物成分のみを指す言葉である
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正解:2
ハーブは特定の分類群を示す学術用語ではなく、香りや香味、薬用、防虫など暮らしに役立つ性質を持つ植物全般を指す総称として使われる。香辛料や日本自生種、医薬品成分に限定する説明はいずれも範囲を狭めすぎており適切でない。
問7ハーブの安全性・注意点2級
妊娠中のハーブの利用について、一般的に注意が呼びかけられている内容として適切なものはどれか。
- ハーブはすべて食品なので、妊娠中でも量を気にせず利用してよい
- 妊娠中に注意が必要なハーブは存在しない
- 子宮収縮作用のあるセージやローズマリーは大量摂取を避けるよう注意される
- ハーブティーは医薬品に分類されるため、妊娠中は医師の処方が必須である
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正解:3
セージには発作等に関わりうるツヨンという成分が含まれ、厚生労働省eJIMは妊娠中の使用は安全とは言えないとしている。ローズマリーなども子宮収縮作用があるとされ、大量摂取への注意が呼びかけられている。ハーブは一般に食品として扱われるが量を気にせず良いわけではなく、注意すべきハーブは複数存在し、医師の処方が必須とまでは案内されていない。
問8ハーブの歴史1級
古代エジプトにおけるハーブ利用に関する記述として適切なものはどれか。
- ハーブはすべて観賞用として栽培され、実用目的での利用は記録されていない
- 古代エジプトでは文字が存在しなかったため、ハーブ利用の記録は一切残っていない
- ハーブは20世紀に入るまで一切利用されなかった
- 医書には、ミイラの防腐処理にハーブやスパイスが使われたことが記されている
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正解:4
古代エジプトでは紀元前にすでに多くのハーブの栽培記録があり、ミイラの防腐処理にハーブやスパイスが利用されたことが当時の医書に記されている。文字記録が残っているため「記録が一切ない」は誤りで、観賞用のみという限定や、20世紀まで利用がなかったという説明も誤りである。
問9ハーブの活用法2級
乾燥ハーブを布袋に入れて浴槽に浮かべ、香りや成分を楽しむ活用法の名称として適切なものはどれか。
- ポプリ
- ハーブバス
- ハーブビネガー
- サシェ
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正解:2
乾燥ハーブを布袋などに入れて浴槽に浮かべ、香りを楽しみながら入浴する活用法をハーブバスと呼ぶ。ポプリやサシェは乾燥ハーブや花を袋・器に入れて香りを楽しむ室内装飾的な活用法、ハーブビネガーは酢にハーブを漬け込んで香りや風味を移す活用法で、いずれも入浴には使わない。
問10ハーブティーの淹れ方2級
葉や花のように柔らかい部位のハーブをお湯に浸して短時間で成分を抽出する方法の名称として適切なものはどれか。
- 煎出法(せんしゅつほう)
- 浸出法(しんしゅつほう)
- 蒸留法
- 冷浸法(コールドインフュージョン)のみがこれに該当する
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正解:2
葉・花・実など比較的柔らかい部位を熱湯に浸して香りや成分を抽出する方法は浸出法(インフュージョン)と呼ばれる。根や樹皮など硬い部位を煮出す方法は煎出法であり、蒸留法は精油の抽出などに用いる別の方法で、冷浸法は浸出法の一種にすぎず「のみ該当」という限定は誤りである。
問11お茶とのブレンド1級
お茶の分類でいう「不発酵茶」に当たるものとして適切なものはどれか。
- 烏龍茶。酸化を途中で止めるため半分だけ発酵した状態になる
- 緑茶。煎茶・玉露・番茶・碾茶などがここに含まれる
- 紅茶。酸化を最後まで進めた状態のお茶が該当する
- 碁石茶。微生物の力を借りて仕上げるお茶が該当する
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正解:2
不発酵茶とは酸化を進めずに作るお茶で、煎茶・玉露・かぶせ茶・碾茶・番茶・蒸し製玉緑茶・釜炒り茶などの緑茶がここに含まれる。摘んだ生の葉をすぐ加熱し、酸化酵素の働きを止めることで作られる。
問12ハーブとからだのしくみ1級
リンデンが「気持ちを落ち着かせたい時」に親しまれてきたことと関連が深い体のしくみとして適切なものはどれか。
- 消化器系
- 循環器系のみで、精神面とは無関係
- 神経系
- 骨格系
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正解:3
リンデンは高ぶった気持ちを鎮め、ゆったりとした時間を過ごしたい時に親しまれてきたハーブとされ、神経系の働きと関連づけて語られることが多い。消化器系や骨格系は直接の関連が薄く、精神面への関わりが語られる以上「循環器系のみで精神面とは無関係」という限定も誤りである。
問13ハーブと環境・くらし1級
家庭菜園でコンパニオンプランツとしてよく紹介される組み合わせとして適切なものはどれか。
- トマトと除草剤
- バジルとトマト
- 家庭菜園には植物同士の組み合わせという考え方は存在しない
- コンクリートとハーブ
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正解:2
バジルはトマトと一緒に植えると香りによって病害虫を遠ざける効果が期待できるとされ、家庭菜園でよく紹介される組み合わせの一例である。除草剤やコンクリートは植物の組み合わせではなく、コンパニオンプランツという考え方自体は広く紹介されている。
問14ハーブのブレンド技術1級
ブレンドの際、苦味の強いハーブと酸味の強いハーブを同量ずつ組み合わせた場合に起こりやすいこととして適切なものはどれか。
- 苦味と酸味が互いに完全に打ち消し合い、無味になる
- 必ず甘みが強く感じられるようになる
- 香りだけが消え、味だけが強く残る
- 苦味と酸味がぶつかり合い、バランスを取りにくくなる
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正解:4
苦味と酸味はどちらも個性の強い味わいのため、同じくらいの量で組み合わせるとぶつかり合い、全体のバランスを取りにくくなるとされる。どちらか一方を主体にし、もう一方を少量にとどめるのがコツとされ、無味になる・必ず甘みが強調される・香りだけが消えるといった説明はいずれも誤りである。
問15ハーブのプロフィール2級
ローゼル(学名 Hibiscus sabdariffa)を使ったハーブティーの特徴として適切なものはどれか。
- 苦味が強く、通常は単独では飲用しない
- 無味無臭で、色付けの目的だけに使われる
- クエン酸を含み、赤い色と爽やかな酸味が特徴である
- カフェインを多く含み、就寝前の飲用には適さない
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正解:3
ローゼルはアオイ科の植物で、萼の部分にクエン酸やビタミンCを豊富に含み、赤い色と酸味の強い味わいが特徴である。単独でもブレンドでもよく用いられ無味無臭ではなく、ハーブティーの多くはカフェインを含まないためこの点も誤りである。
問16ハーブの基礎知識2級
ペパーミントやローズマリーなどが分類されるシソ科の植物に共通してみられる特徴として、最も適切なものはどれか。
- 茎の断面が四角形で、香り高い精油を含む葉を持つ
- 果実に強い酸味を持つ実をつけるものが多い
- 地下に球根を作り毎年花を咲かせるものが多い
- すべて一年草で種から育てる必要がある
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正解:1
シソ科の植物は茎の断面が四角い「方形茎」と、精油を豊富に含む香り高い葉を持つものが多く、ペパーミント・ローズマリー・セージ・タイム・バジルなどはいずれもシソ科に分類される。球根で増えるタイプや強い酸味の果実はシソ科の一般的特徴ではなく、多年草の種も多いため一年草に限定する説明も誤りである。
問17ハーブの安全性・注意点2級
カモミールの利用にあたって注意が必要とされる体質・アレルギーに関する記述として適切なものはどれか。
- キク科花粉症の人はカモミールでアレルギー症状が出ることがある
- カモミールはアレルギーを起こす心配が一切ない唯一のハーブである
- 甲殻類アレルギーがある人は特にカモミールに注意する必要がある
- カモミールは柑橘系アレルギーがある人のみ注意すればよい
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正解:1
カモミールはキク科の植物で、ブタクサ・キク・マリーゴールドなど同じキク科の植物にアレルギーがある人は交差反応でカモミールにも過敏反応を起こす場合があるとされる。「アレルギーの心配が一切ない」という断定は誤りで、甲殻類や柑橘系アレルギーとの特別な関連は示されていない。
問18ハーブの歴史1級
中世ヨーロッパの修道院とハーブの関わりについて適切な記述はどれか。
- 修道院ではハーブや薬草を栽培し、修道士たちが医学知識をラテン語に翻訳・書写して後世に伝えた
- 中世の修道院ではハーブの栽培や利用は一切禁じられていた
- ハーブの知識は中世に一度完全に途絶え、近代になって初めて発見された
- 修道院はハーブを外部の者には一切分け与えることなく、もっぱら自給自足のためだけに用いていた
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正解:1
中世ヨーロッパの修道院(ベネディクト会等)は薬草園でハーブを栽培し、修道士たちが古代ギリシャ・ローマの医学書をラテン語に翻訳・書写することで知識を後世に伝える役割を担った。「栽培・利用が禁じられていた」や「知識が完全に途絶えた」は誤りで、香料や薬品の生産・供給を通じた交流も見られたため自給自足のためだけという説明も誤りである。
問19ハーブの活用法2級
乾燥させたハーブを塩と混ぜ合わせて作る、料理の下味などに使う調味料の名称として適切なものはどれか。
- ハーブオイル
- ハーブビネガー
- ハーブソルト
- ハーブシロップ
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正解:3
乾燥ハーブと塩を混ぜ合わせたものはハーブソルトと呼ばれ、肉や魚料理の下味などに使われる。ハーブオイルは油に、ハーブビネガーは酢に、ハーブシロップは砂糖やシロップにハーブの風味を移したもので、いずれも塩を主体とした調味料ではない。
問20ハーブティーの淹れ方2級
ローズヒップの果実やダンディライオンの根のように硬めの部位を使う場合に、より適した抽出方法はどれか。
- 常温の水に数秒浸すだけの方法
- 加熱をまったく行わない方法
- 弱火でしばらく煮出す煎出法
- 抽出は一切行わずそのまま食べる方法
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正解:3
根や果実など硬めの部位は浸出法だけでは成分が十分に出にくいため、弱火で煮出す煎出法(デコクション)が適するとされる。常温の水に浸すだけの方法や無加熱の方法、抽出せずそのまま食べる方法では成分が十分に抽出されにくい。